はじめに
エクセルにあるビット演算を行う関数についてまとめます。
ビット演算する関数
BITOR ビットごとにORをとる
ビットごとにORを取ります。
=BITOR(<引数1>, <引数2>)
<引数1>と<引数2>でORを取ります。
Ex)BITOR(5, 10)のとき、5の2進数は0101、10の2進数は1010なので、答えは1111となり
15が出力されます。
BITAND ビットごとにANDをとる
ビットごとにANDを取ります。
=BITAND(<引数1>, <引数2>)
<引数1>と<引数2>でANDを取ります。
Ex)BITAND(5, 10)のとき、5の2進数は0101、10の2進数は1010なので、答えは0000となり
0が出力されます。
BITXOR ビットごとにXORをとる
ビットごとにXORを取ります。
=BITXOR(<引数1>, <引数2>)
<引数1>と<引数2>でORを取ります。
Ex)BITXOR(5, 10)のとき、5の2進数は0101、10の2進数は1010なので、答えは1111となり
15が出力されます。
BITLSHIFT ビットを左シフトする
ビットを左シフトします。
=BITLSHIFT(<引数1>, <シフト数>)
<引数1>を<シフト数>だけシフトさせます
Ex)BITLSHIFT(5, 1)のとき、5の2進数は0101なので、答えは1010となり、10が出力されます。
BITRSHIFT ビットを右シフトする
ビットを右シフトします。
=BITRSHIFT(<引数1>, <シフト数>)
<引数1>を<シフト数>だけシフトさせます
Ex)BITRSHIFT(10, 1)のとき、10の2進数は1010なので、答えは0101となり、5が出力されます。
まとめ
エクセルにあるビット演算を行う関数についてまとめました。
これらビット演算の使用例を以下で紹介しています。
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