田中太郎
vim の便利機能 servername を使っていきます!
初めに
vim –version で自分のvim のバージョンを確認しましょう。clientserver が+ になっている、vim のバージョンが8 以上でないと、servername のオプションを使えません。
servername の使い方
vim にはバッファの機能があります。バッファは、複数のファイルを同時に開き、行き来することができます。
バッファを使うときは、vim 上でファイルを開くか、vim を立ち上げる時に複数のファイルを指定する必要があります。
servername を指定することで、tmux や screen で開いた別なコンソールから、現在開いてるvim でファイルを開くことができます。
vi –servername <サーバ名> <ファイル名>
で、サーバ名を指定してファイルを開きます。サーバ名は何でも良いです(今回はpiyo)。hoge.txt にはhogeと書かれています。
別なコンソールに移動し、下記コマンドを実行します。
vi –servername <サーバ名> –remote <ファイル名>
サーバ名はさっき開いたサーバを指定します。fuga.txtには fuga と書かれています。
右の画面で開いたファイルが、左の画面で開きます。
まとめ
vim 上で後からファイルを開くことができますが、見にくいし使いずらいです。この方法なら、普通にコンソールで操作してファイルを開くことができます。私はtmux を愛用しているので、vim用とシェル用にペインを分けています。vim 用はvim を開きっぱなしにしていて、シェル用のペインでファイルを開いています。使ってみるとすごい便利なのでぜひ!
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